3月7日(金)ホテル龍登園で第2回佐城地区“食と農”絆づくりフォーラムを開催しました。
今回のテーマは「“食と農”あるもの探しから地域の未来を!」
佐城管内、鳥栖市や福岡県、遠くは大分県から140人の方が集まりました。

山口会長あいさつ「消費者の皆さんとの連携の輪がさらに広がっていくことを願っています」

小城町農産物直売所「ほたるの郷」高橋さんより「田舎親戚づくり」の活動報告

「田舎親戚づくり」で受入をしてくださった農家・漁家の岡本さん、福山さん、田中さん、中野さんと参加者の永原くんのお母さんよりリレートークで活動の様子を発表していただきました。

「食と農の地元学」と題して民俗研究家の結城登美雄さんの講演
結城先生は、東北の農山漁村を中心に3,000人もの農漁業者を訪ね歩き、住民を主体にした地域づくり「地元学」「食の文化祭」を提唱されています。
先生が講演の中でお話された人里離れた山奥の小さな田んぼの話です。
「よくこんなところまで水田を拓いたのか。」と胸をつかれ励まされた田んぼ。
十数年にわたって見守っていたそうですが、ついに昨年の6月、訪ねたときには、荒れ果てていたそうです。
「ぎりぎりまで米をつくり続けてこられた81歳になるMさんをまだ心が乱れて訪ねきれていません。
このような人たちによって我々の食が支えられていることを私は忘れません。」
尊敬する民俗学者宮本常一の言葉を思い出したそうです。「自然はさびしい」。
「しかし、人の手が加わると温かい。」と続けられました。
「田んぼにかけた人々の思いと営みを除いたらいったいどんな民の歴史が語られるのだろうか」
結城先生の提唱される「地元学」。我が地域の自然の豊かさ、を再認識し地域のみんなで語らい未来をつくるもの。足下に宝物があるはずです。
講演会場を移動して「食の文化祭」会場の様子です。

まず、龍登園の「地産地消」弁当を食事。

次に各直売所からのメッセージ「あるもの探しから地域の未来を!」のテーマに沿い、地域の「あるもの」を語っていただきました。

「食の文化祭」では65品の家庭料理がならびました。
出展いただいた料理には一言メッセージをいただきました。その中から少し紹介します。

昔おやつがなかったので母と餅を夜なべをしながら細く切って「寒かろう。冷たかろう」と手をさすってもらった思い出があります

子どものころから慣れ親しんだおやつです。おばあちゃん、おかあさんの味。私の子どもも大好きです。


私たちの地域ではお祭りやお正月では必ずフナの昆布巻きを作りました。


大和の特産物である干し柿を孫に食べさせたくて作りました。

練炭火鉢に唐豆をかけて、コトコトコトコト炊いて「蓋をあけたらだめ」と叱られながらも蓋をあけてつまみ食いした懐かしい思い出があります。

みんなで試食。

「ごちそうさま。おいしかったです。」と結城先生。
結城先生は、少年時代、お母さんに「一番偉い人はだれ?」と問うたそうです。そのときお母さんは「食うもんつくっている人が一番えらいべ。はらが減ってはいい仕事もできね。悩むこともできねえぞ。」と言われたそうです。

最後に今回のフォーラムで実行宣言を行いました。
今年は・・・
1.地域の食文化を受け継ごう!(食農教育)
2.地元食材を活かした料理を作ろう!(地産地消)
3.地域の魅力を再発見しよう!(都市農村交流) に決まりました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
スタッフの皆さんお疲れさまでした!