鹿児島へグリーンツーリズム視察研修行ってきました
2008/11/18(Tue)
11月15日・16日と鹿児島県南九州市川辺町「かわなべ森の学校」と知覧町、喜入町の農家民泊、霧島食の文化祭へ視察を行いました。
農家や関係機関から18人が参加しました。

まず、廃校を拠点に自然体験やものづくりを通して都市農村交流をすすめてきた「かわなべ森の学校」に向かいました。
ここは、平成10年、都市にお住いだった北島さんがこれまでのライフスタイルを変えるべく、長谷小学校廃校の跡地の一部を借り受け、家を建て、農村の資源を活かした地域間の体験交流を目指す「かわなべ森の学校」を開校させました。それをきっかけに、平成14年から長谷地域の方々(5家族10名)が中心となり「長谷ふるさと村」という団体名で活動されています。
講堂にて
現在、この学校の管理はNPO法人文化芸術支援NPO PandA が行っているそうです。
当日は、そこが主催する「かわなべ森の芸術祭(11月16日〜24日)」の準備の真っ最中でした。

講演風景2
村長の東さん、副村長さん、事務局長の上代さんの3人が対応してくださいました。
年に3回の農業体験・1泊2日を中心に活動されています。
  春の村(山菜つみ、竹細工、星空観察、もちつき) 
  夏の村(野外宿泊体験、川遊び、キャンプファイヤー、星空観察) 
  秋の村(収穫体験、わら細工、木登り体験、星空観察)

講義風景
今では、修学旅行生を受け入れる「川辺よかとこ村」37家庭のネットワークの立ち上げたり、
また、今年度から始まった「子ども農山漁村交流プロジェクト」を受け入れる協議会「南九州市グリーンツーリズム協議会」を立ち上げにつながり、11月17日から、3泊4日で鹿児島市内の小学5年生50人を受け入れるそうです。
グリーンツーリズムが確実に広がっている様子や、子ども達が喜んでくれ生き甲斐を感じること、また、受入れる側の心境の変化などお話くださいました。


その後、3箇所で農家民泊体験をしました。
 庭のちくさ(知覧町)・・・お茶畑の広がるのどかな集落にある農家民宿。1年を通して花を楽しめる庭が自慢。女性限定のお宿らしく、ちょっとした心遣いが嬉しい宿。
 陽なたぼっこのよしおちゃん家(知覧町)・・・木工職人のお父さんの農家民宿。ヒノキ造りの家が目を見張るそうです。お母さんの温かいおもてなしが受けられる宿。
 それから、喜入町にある、きいれ牧場ミルク工房の3箇所に分かれ、宿泊しました。

 きいれ牧場ミルク工房の様子をちょっと紹介します。
きいれ牧場
午後6時頃到着し、さっそく、農家民宿「きいれ牧場」を始められたきっかけや思いを伺いました。
鎮守さんはドイツやフランス、イギリスに研修に行かれ、もう10年前に農家民宿を始められいらっしゃいます。
「地域に酪農をしているのはここだけ、地域の人に酪農を理解してもらうのに苦労してきた。農業体験を通して理解してほしいと、始めました。地域の幼稚園や小学校子ども達はみんなここで農業体験をしています。子どもを見方につけることが大事だと思いました。今では苦情を言う人はなくなりました。」これまでの苦労も前向きな気持ちで乗り越えてこられたことを語ってくださいました。

牛
今では、息子さんが牛の世話、牛舎の管理。娘さんはオリジナルのパンの製造・販売と子牛の世話 の担当で家族で役割分担をしながら経営されています。

子牛
生まれたばっかりの子牛。やぎ、にわとりなどの動物とふれあえることもこの農家民宿ならでは。

ピザ作り体験
翌日の朝はピザづくりを体験しました。

モッツアレラチーズづくり
モッツアレラチーズづくりも体験しました。牛乳とお酢でとろ〜とおいしいチーズができました。作り方は簡単でびっくり、これだと家でも簡単にできます。

ピザ
出来上がったピザ。絶品!

それぞれの農家民宿体験を終え、次は「第5回霧島・食の文化祭」へ。バスの中では、それぞれの農家民宿体験の様子を報告しあい、盛り上がりました。


「霧島食の文化祭」に到着。今年1月に、NPO法人霧島食育研究会の千葉しのぶさんをお呼びし研修会を行いましたが、「1年間かけて準備されてこられたこの日を是非視察したい。」とこの日が実現しました。全国あちこちから1,500人以上の方が訪れます。

食の文化祭
1つのコーナー「おばあちゃんと孫のちゃぶ台かふぇ」の様子。

食の文化祭2
「100皿の霧島の家庭料理鯛集合」、「高校生が作る時空を越えたお弁当」「250枚の絵手紙にこめる食・思い・歴史」「あのときの食卓(昭和21年)」・・・など展示物もたくさん

食の文化祭4
子ども達が1年を通して取り組んできた「霧島おにぎりプロジェクト」。そこで栽培した餅米を子ども達が元気に販売していました。

食の文化祭7
こども達の発表の様子。

幼稚園生から高校生、大人が一緒になり、それぞれ1人1人が主役で、地域の宝ものを見つめ直し、地域を再発見していく、すばらしい「食の文化祭」でした。

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